花を贈るという行為が意味するもの。 | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ

花を贈るという行為が意味するもの。 | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | あなたの心を形にした「世界で一つの贈り物」を。オーダーメイドフラワー専門店 atelier nocca アトリエノッカ 花を贈るという行為が意味するもの。 | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | あなたの心を形にした「世界で一つの贈り物」を。オーダーメイドフラワー専門店 atelier nocca アトリエノッカ

花を贈るという行為が意味するもの。

花を、贈る。贈られる。

 

DSC_7577

 

 

皆さんは経験したことがありますか?

 

おそらく本ブログを読んでくださっているということは

お花をどなたかに贈ったことがあったり、

または 贈られたことがあったり、

これから贈ろうとされている方

ではないかと思います。

 

 

私はどうだったかと言いますと・・・

 

子供の頃はあまり人づきあいをしないタイプで

何かのイベントに合わせて贈り物をすることが皆無という

わりとドライな感じの家庭で育ったんですよね。

 

 

そういうわけで、

お恥ずかしながら大人になるまで

何かを誰かに贈ったりすることは

ほとんどありませんでした。

 

いい大人になった現在でも、

ともすると人づきあいが割とドライになりがちなのが

いまだにちょっとコンプレックスなんですよね・・・

 

そんな私が初めて花を贈られた、

贈ったときのエピソードをご紹介しつつ

花を贈ることについてちょっと考えてみましょう。

 

 

 

1. 初めてお花を贈られた記憶

 

お花をいただいた記憶。

それは、大学3年の時に出演した

最後の演奏会でのことでした。

 

当時、クラシックギターのアンサンブルをする

サークルに所属していて、指揮者だった私。

 

すべてのステージが終わった時に、

後輩から大きな花束をもらいました。

 

大舞台でいただいた、ずしっとした大きな花束。

 

グロリオサという華やかな花をメインにした

赤く、ちょっと男性的な花束でした。

 

やり切ったという充実感が、

花束の重みとともに感じられるようでした。

 

 

 

2.初めて花を贈った記憶

 

誰かに花を贈った記憶・・・

それは、社会人5年目くらいの時の記憶です。

 

会社の寮の近くに、手芸店のユザワヤがあり

休日は、そこでいろんなものを

見て回るのが好きでした。

 

当時、フラワーアレンジの経験は

全然ありませんでした。

でもそのなかでも、

お花(造花やプリザーブド)のエリアが

なんとなく好きだったのです。

 

目に留まったのは

プリザーブドフラワーアレンジの制作キット。

 

黄色いバラが二輪とグリーンや実が

鳥かごの中にこんもり入った、

かわいらしいアレンジメントでした。

 

工作好きな私は、なんだか面白そうだったので購入。

 

完成品が棚にディスプレイされていたのですが、

何となく貧相な感じがして

無謀にも?薄いオレンジ色の小さな

プリザーブドのバラを追加で購入しました。

 

自宅にて、レシピを見つつ作ってなんとか完成。

 

出来上がりに満足した私は、

母に自慢したくなり

ゴールデンウイークに実家に帰省した際に、

 

「そろそろ母の日だし。もごもご・・・」

 

などと言いながら、

母の日にかこつけて

それをあげることにしたのでした。

 

母に何かを贈るなんてほとんどなかったので

めちゃくちゃ恥ずかしかったのですが・・・

 

生け花の小原流の師範を持っている母に、

珍しく褒められて大満足。

 

花を贈る方も、気持ちのいいものだなと

初めて思いました。 

 

それが初めて花を贈った経験となりました。

 

 

だからよーくわかります!

「花を贈るなんて気が引ける!」

ってよくおっしゃる男性のお客様のお気持ちが。

そして一歩踏み出した後の

晴れやかな気持ちもわかります。

 

 

今思うと、これが私とプリザーブドフラワーとの

最初の出会いでもありました。

 

まさかこうして今、花の仕事をしているなんてね。

実に不思議なめぐりあわせです。

いや、必然だったのかな。

 

 

 

3.この時代に「『あえて』花を贈る」ということ。

 

 

いろいろと便利なもの、おしゃれなもの、

可愛いものがあふれる現代の日本。

 

そこであえて「お花」を贈ることの意味って

どこにあるのでしょうか。

 

古来から人は、

埋葬や祭りの時にお花を使ってきました。 

 

古代エジプトや、古代ギリシャの時代から

人の歴史は花とともにありました。

 

花がそのなかに、

人を癒し、エネルギーを渡す

不思議な力を秘めているからではないでしょうか。

すべての人に、わけへだてなく生命エネルギーを与える

花という存在。

 

それ自体は、何かの役に立つとか、

機能的なものは何もありません。

 

でも、ただそこにあるだけで多くの人が癒される。

美しさを振りまき、パワーをくれる。

 

そんなものは、この世にあんまりないですよね。

それってシンプルにすごいなと思うのです。

 

経済的な価値で測れないのが「人の想い」。

 

同じく経済的な価値では測れない

癒しや安らぎを与えられる「花」に

「想い」を託すからこそ、伝わることもある。

わたしは、そう信じています。

 

アトリエ・ノッカ

プリザーブドフラワー作家

野村絵美子

*****************************************************

プリザーブドフラワーギフトのお問い合わせは

当HPのお問い合わせフォームから可能です。

(※日、月は発送業務のみとさせていただいております)

 

Twitter,FaceBookはお気軽にフォローしてください!

※FBのお友達申請は、面識のない方は誤操作かなとも思うので

メッセージを一言いただければありがたいです。よろしくお願いします!

 

Twitter:https://twitter.com/komie_guitar

FaceBook:https://www.facebook.com/toh.emiko

Instagram:nomuemi_nocca

***********************************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 


Gallery~最近のオーダーメイドの商品~ Gallery~最近のオーダーメイドの商品~

Gallery一覧を見る

お見積り・お問い合わせ

野村絵美子

野村 絵美子(のむら えみこ)
~フラワーアーティスト、インテリアコーディネーター~

一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。

しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。

メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。

花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。

さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。

趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。

愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。

資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
 同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー