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花を贈るという行為が意味するもの。

花を、贈る。贈られる。

 

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皆さんは経験したことがありますか?

 

おそらく本ブログを読んでくださっているということは

お花をどなたかに贈ったことがあったり、

または 贈られたことがあったり、

これから贈ろうとされている方

ではないかと思います。

 

 

私はどうだったかと言いますと・・・

 

子供の頃はあまり人づきあいをしないタイプで

何かのイベントに合わせて贈り物をすることが皆無という

わりとドライな感じの家庭で育ったんですよね。

 

 

そういうわけで、

お恥ずかしながら大人になるまで

何かを誰かに贈ったりすることは

ほとんどありませんでした。

 

いい大人になった現在でも、

ともすると人づきあいが割とドライになりがちなのが

いまだにちょっとコンプレックスなんですよね・・・

 

そんな私が初めて花を贈られた、

贈ったときのエピソードをご紹介しつつ

花を贈ることについてちょっと考えてみましょう。

 

 

 

1. 初めてお花を贈られた記憶

 

お花をいただいた記憶。

それは、大学3年の時に出演した

最後の演奏会でのことでした。

 

当時、クラシックギターのアンサンブルをする

サークルに所属していて、指揮者だった私。

 

すべてのステージが終わった時に、

後輩から大きな花束をもらいました。

 

大舞台でいただいた、ずしっとした大きな花束。

 

グロリオサという華やかな花をメインにした

赤く、ちょっと男性的な花束でした。

 

やり切ったという充実感が、

花束の重みとともに感じられるようでした。

 

 

 

2.初めて花を贈った記憶

 

誰かに花を贈った記憶・・・

それは、社会人5年目くらいの時の記憶です。

 

会社の寮の近くに、手芸店のユザワヤがあり

休日は、そこでいろんなものを

見て回るのが好きでした。

 

当時、フラワーアレンジの経験は

全然ありませんでした。

でもそのなかでも、

お花(造花やプリザーブド)のエリアが

なんとなく好きだったのです。

 

目に留まったのは

プリザーブドフラワーアレンジの制作キット。

 

黄色いバラが二輪とグリーンや実が

鳥かごの中にこんもり入った、

かわいらしいアレンジメントでした。

 

工作好きな私は、なんだか面白そうだったので購入。

 

完成品が棚にディスプレイされていたのですが、

何となく貧相な感じがして

無謀にも?薄いオレンジ色の小さな

プリザーブドのバラを追加で購入しました。

 

自宅にて、レシピを見つつ作ってなんとか完成。

 

出来上がりに満足した私は、

母に自慢したくなり

ゴールデンウイークに実家に帰省した際に、

 

「そろそろ母の日だし。もごもご・・・」

 

などと言いながら、

母の日にかこつけて

それをあげることにしたのでした。

 

母に何かを贈るなんてほとんどなかったので

めちゃくちゃ恥ずかしかったのですが・・・

 

生け花の小原流の師範を持っている母に、

珍しく褒められて大満足。

 

花を贈る方も、気持ちのいいものだなと

初めて思いました。 

 

それが初めて花を贈った経験となりました。

 

 

だからよーくわかります!

「花を贈るなんて気が引ける!」

ってよくおっしゃる男性のお客様のお気持ちが。

そして一歩踏み出した後の

晴れやかな気持ちもわかります。

 

 

今思うと、これが私とプリザーブドフラワーとの

最初の出会いでもありました。

 

まさかこうして今、花の仕事をしているなんてね。

実に不思議なめぐりあわせです。

いや、必然だったのかな。

 

 

 

3.この時代に「『あえて』花を贈る」ということ。

 

 

いろいろと便利なもの、おしゃれなもの、

可愛いものがあふれる現代の日本。

 

そこであえて「お花」を贈ることの意味って

どこにあるのでしょうか。

 

古来から人は、

埋葬や祭りの時にお花を使ってきました。 

 

古代エジプトや、古代ギリシャの時代から

人の歴史は花とともにありました。

 

花がそのなかに、

人を癒し、エネルギーを渡す

不思議な力を秘めているからではないでしょうか。

すべての人に、わけへだてなく生命エネルギーを与える

花という存在。

 

それ自体は、何かの役に立つとか、

機能的なものは何もありません。

 

でも、ただそこにあるだけで多くの人が癒される。

美しさを振りまき、パワーをくれる。

 

そんなものは、この世にあんまりないですよね。

それってシンプルにすごいなと思うのです。

 

経済的な価値で測れないのが「人の想い」。

 

同じく経済的な価値では測れない

癒しや安らぎを与えられる「花」に

「想い」を託すからこそ、伝わることもある。

わたしは、そう信じています。

 

アトリエ・ノッカ

プリザーブドフラワー作家

野村絵美子

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店長:野村 絵美子(のむら えみこ)
~プリザーブドフラワー作家~

上場メーカー、電子マネー関連の企業で、新規事業支援や契約審査といった企業法務に約10年携わっていました。しかしある時体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転花の世界へ。メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーの技術を学んだのち、創作活動を始めました。

花の持つ力で、日本人の心に癒しと幸せを届けるべく、東京都の自宅アトリエにて、プリザーブドフラワーを中心としたオーダーメイドのフラワーギフトの制作を行っています。

趣味は大学から始めたクラシックギター合奏とカフェめぐり。家族は夫一人。

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