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ブログ講座 第4回「プリザーブドフラワーを作ってみよう!」

毎週月曜日にお届けしています、

プリザ―ブドフラワ―ブログ講座。

第3回目は、

「プリザーブドフラワーを作ってみよう!」です。


私は普段、国内外のメーカーさんで加工をした

プリザーブドフラワーを使ってアレンジメントを制作しています。

品質が安定していて、発色がよく、信頼できるからです。

 

ですが、特別なご依頼を受けて

自作したこともごくまれにあります。

 

(※ご希望のお花によってはできない場合もありますし

同じ品種を仕入れて試作したのちに本制作にはいるので

製作日数もかなりかかります。別途ご相談ください。)

 

あなたも、市販されているプリザーブドフラワー溶液を使って

自作することができますよ!!

今日はその作り方をご紹介しましょう。

 

頂いたお花を、

想い出にどうしてもプリザーブドにして保存したい!

自分で作ってみたい!というかたに。

 

 

<用意するもの>

1.市販されているプリザーブド溶液

2.タッパーなどの容器(ふたが閉まるモノだと安心)

3.フレッシュな生花

4.ゴム手袋(染料が手につくのを防ぎます)

5.新聞紙

 

 

1.プリザーブド溶液を準備する

プリザーブド溶液って・・・こんな感じで売られています!!

じゃじゃーん。

 

 

身近なところですと、東急ハンズで売っています。

ネットで検索すると、

いくつかのメーカーから何種類かの溶液が販売されていますので

チェックしてみてくださいね。

タイプとしては、2液タイプとオールインワンタイプがあります。

私はオールインワンのものを使いました。

 

2.生花を用意する

私が作ったのは、ひまわりのプリザーブド。

小さめの品種のものです。

もったいない気はしますが、

綺麗な仕上がりのプリザーブドにするために

なるべく新鮮な生花を使いましょう。

 しっかり水を吸わせて生き生きとさせておくのがポイント。

 

 

ひらたい花なので、つかりやすそうな容器に

溶液を、大き目のタッパーに入れます。

 黄色に染められる溶液なのですが見た目はオレンジ色。

 

 

ミニひまわりとはいえ、直径は12センチほど。

それを4,5輪入れるのでかなり大きなタッパーを使いました。

 

溶液もそれなりの量が必要になってきます。

私はボトルを4本使いましたが、

分量は、お使いの溶液の説明 に従ってくださいね。

 

花の高さや輪数によって変わってきますが

花が完全に溶液に隠れるくらいまで、液を入れましょう。

 

そうしたらお花をタッパーの中の溶液につけます。

花のすぐ下で茎を切り落として、いざ溶液の中へ・・・!

 

 

鮮やかな黄色の花びらに溶液が浸透していって、

だんだんと透明になります。

なんだか漬物を付けているようです。

 

そのまま、4,5日置いて、溶液が完全にお花に浸透するのを待ちます。

 

5日経過後の様子はこんな感じ。

だいぶ染まってきた感じがします。

 

 

これを慎重に引き上げて、

新聞紙を弾いた上に網などを置いて、

そのうえで7日ほど自然乾燥させます。

 

引き上げた直後の様子はこんな感じです。

 

 

素手で思いっきりつまんでいますが

染料が手について黄色がとりづらかったので

ビニル手袋などをはめて作業するとよいです。

 

乾燥させたあとのひまわりはこんな感じです。

これで出来上がり。

 

 

このひまわりは、

乾燥させるうちに花びらがきゅーっと縮まってしまい

途中でそーっとしわを伸ばしたり、

花びらをそっと手で広げてプレスしてみたりして

何とか出来上がりました。

 

なかなかに手間のかかるお花でした・・・

 

 

頭ではわかっているつもりでしたが、

いざ自分でやってみると

改めてとても手間暇をかけて

作られていることがわかります。

 

これは正直、ぜったいに買ったほうがお得ですわ・・・ 

 

※(追記)溶液の後処理について

プリザーブド溶液はアルコール分が主な成分です。

そのまま流しなどに流さずに、紙などに吸わせて

燃えるゴミに出しましょう!

(これも実はけっこう面倒でした・・・)

 

 

実際の加工の現場も、

規模は違えど同じようなことをしています。

 

メーカーによってカラーや溶液の成分の比率は様々ですが

安定供給してくださっていることに感謝したくなりましたよ。

 

あなたも一度、お花のプリザーブド加工に

トライしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

アトリエ・ノッカ

プリザーブドフラワー作家

野村絵美子

 

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野村絵美子

野村 絵美子(のむら えみこ)
~フラワーアーティスト、インテリアコーディネーター~

一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。

しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。

メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。

花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。

さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。

趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。

愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。

資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
 同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー