もらったプリザーブドフラワーどうしよう?上手な管理の5つのポイント | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ
もらったプリザーブドフラワーどうしよう?上手な管理の5つのポイント
母の日やら習い事の発表会やらコンサートやら・・・
なにかとイベントごとが結構あるこのシーズン。
プリザーブドフラワーをプレゼントされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日はそんな方の、素朴な疑問にお答えします!
アトリエ・ノッカでは、いつも一緒に取り扱い上の説明が
書いてあるカードをお付けしていますが、
「あれって水やらなくてもいいの?」
「どれくらいもつものなの?」
・・・と、必ずと言っていいほど聞かれます。
どれくらい持つのかは、そのお家の保管状態によって様々で一概に申し上げられないのですが
上手に管理すれば数年はお楽しみいただけますよ。
そこで改めて、
長持ちする上手な保管の仕方と、お手入れ方法をご紹介いたしましょう^^
お水をやらなくていいのがプリザーブドフラワーの最大の特徴といってよいでしょう。
お水はやらないでくださいね。
つい日当たりの良いところに置きたくなる気持ち、とってもよくわかります。
でも、さんさんと日の当たるところに置いてしまいますと、
色物のお洋服と一緒で、紫外線の影響で色あせしてしまいます。
そうなると、ちょっとみすぼらしい印象になってしまいます。
天候による環境変化も激しいところといえますので、
花弁のひび割れなども生じやすくなりますので、避けるようにして下さいね。
プリザーブドフラワーの保管に適した湿度というのがあります。
湿度が高いところではプリザーブドフラワーの中に入っている染料がしみだしてきて
隣のお花に色移りしてしまうことがあります。
プリザーブドフラワーの発祥地であるヨーロッパは日本よりも気候変動が少ないのでいいのですが
残念ながら日本には梅雨があります。
梅雨のシーズンは、湿気で花が透けてしまったり、中のプリザーブド液が
しみだしてきて、色移りが発生することがあります。
花が透けるのは湿気が低くなると元に戻る場合もありますが、
ご注意くださいね。
乾燥がきつすぎるところも、プリザーブドフラワーは苦手としています。
もともとは生花のような質感なのですが、
乾燥したところに置いておくと、ぱりぱりになってしまって
花びらのひび割れや欠けが生じやすくなってしまいます。
強いライトや、エアコンの風が直接当たるところは乾燥しますので避けてくださいね。
今まで見てきたように、
プリザーブドフラワーは水やりいらずでとっても便利ですが
もとは生花ですから、とても繊細です。
クリアケースに入って保護された形でいただくことが多いと思いますが
このクリアケースは、持ち運びの際にお花を保護する役割のほか
外気の影響を受けにくくするという役割もありますので
ケースに入れたまま飾れば、より長くお楽しみいただくことができますよ。
また、ホコリがかぶっても、ケースの上部をさっとふくだけで済みます。
ただ、クリアケースから出さないで飾るとやっぱりなんだか中身が見えづらいし
ちょっと物足りないという方もいらっしゃると思います。
かくいう私も、その一人です。
もしケースから出すときは、上述のポイントにくわえて、
ホコリ対策をしておきましょう!
ドライヤーの冷風(弱がいいと思います)をあてるとホコリをはらうことができますよ。
長く放置しすぎるとホコリがほかの汚れとともに定着してしまって取れなくなることがありますので、
ある程度、定期的にこれをおこなうのがおすすめです。
じゃあ、うっかり定着してしまったホコリはどうするかというと・・・
ほかの方がどうしているかはわかりませんが
私は、化粧に使うアイシャドーとか口紅の細いブラシを使って、
そっと花びらを撫でて取り除いています。
やるときは、うっかり花びらがびりっと裂けないように十分注意してくださいね!
職人技かもしれないなあ・・・
細かい作業が得意ではない方は、気を付けてくださいね(^^;)
せっかくいただいたお花ギフトなので
以上のポイントに注意して、できるだけ長く、プリザーブドフラワーを楽しんでくださいね!
一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。
しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。
メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。
花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。
さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。
趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。
愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。
資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー