大切な人やペットを明るく思い出せるメメントモリの「命の花」 | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ（東京・世田谷） | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ

先日、ブログを見てくださったという方から

プリザーブドフラワーの制作のお問い合わせが入りました。

株式会社メメントモリの代表の白鳥哲也さんという方から。

 

メメントモリって・・・ラテン語で「死を思え」ってことだよね。

葬儀関係の会社さんなんだろうか？

早速、Webサイトを調べました。

 

すると、なんとこの会社さん・・・

大切なご家族やペットの遺灰を肥料にして育てた花を

結婚式のブーケや押し花作品、フラワーフレーム、アクセサリーにして

故人やなくなったペットを身近に感じてもらおうという

なんとも素敵なサービスを展開されているではありませんか！！

 

「メメントモリ」Webサイト

↓↓↓

http://memori.jp/

 

今年の1月に愛犬をなくしたばかりのわたし。

ペット霊園に納骨を済ませてしまいましたが、

実家からお願いされて、

写真付きのこんなプリザーブドフラワーアレンジを作っていたところでした。

 

 

これは気になるよ・・・

 

 

メールをくださった代表の白鳥さんに早速コンタクトをとって

農園のある柏の葉キャンパスまで行ってきました。

 

お花の仕事でここまで遠くに来たのは、初めてかもしれない。 

そして個人的には初めてのつくばエクスプレス。

 

その名の通り、スピードが速い！！

 

 

 

到着です。

ちょっと早く着いたのでうろうろしてみると、

駅前にはららぽーとや三井不動産の高層マンションがたくさん。

東大柏の葉キャンパスを中心とする、きれいな街だなあという感じでした。

 

白鳥さんにご案内いただき、「命の花」を育てている「メモリファーム」へ。

手作り感あふれるビニルハウス。

 

 

 ひのきチップが敷き詰められていて、はいるといい香り！

 

先日リニューアルされたばかりらしいです。

 

このビニルハウスの中で、遺灰を養分にして

いろいろな種類のお花が育っています。

 

名刺交換をするのもすっかりわすれ、サービス内容やこれまでの経緯、

依頼内容、サービスを始めたきっかけや、サービスに込めた思い

などについて、どんどん情報交換。

 

代表の白鳥さんは、お父上がお亡くなりになったことを

きっかけに「死」について考えるようになったそうです。

 

お葬式や仏壇の前に座ると、どうしてもくらい気持ちになるが

「死」というのは人生の本当に最後の最後に訪れるもの。

 

それまでの故人の長い「人生」を、

生き残った者が「明るい気持ち」で思い出せる何かが必要だという思いで

故人やなくなったペットの遺灰で育てたお花で

故人やペットを偲ぶ「形見」を作るこのサービスを始められました。

 

 

育てている植物も見せていただきました。

 

ちょうど、猫ちゃん4匹の遺灰で育て始めたジニアの双葉が出たところでした。

 

ちょこんと出たばかりの双葉に、こんにちは。

 

 

遺灰のリン酸がきちんと養分として植物に吸収されやすいように

細かく砕いて土に与えます。

 

さらに、放っておくと土の成分と結びついて吸収しにくくなるそうなのですが

日々土の成分を計測して、きちんと管理されているそうです。

さらに外部機関の検査を定期的に受けているのだとか。

こだわってるな～！

 

 

なんか女子としてはもっとふわっとしたイメージで

遺骨を土に混ぜてここで育ってます！という感じなのかなと思いきや、けっこう理論的でした。

男性っぽいこだわりを感じますね。

 

いいご縁ができたので、

私にできる範囲でお手伝いしていけたら、と思っています。

今後の展開をお楽しみに！！！

 

 

ご紹介した株式会社メメントモリさんの情報は以下の通り。

気になる方は、問い合わせてみてくださいね。

 

同じような業界の人と話すのも植物トークができるのって、楽しいですね。

ありがとうございました！！

 

会社名	株式会社メメントモリ
代表取締役	白鳥 哲也
取締役	家入 一真 渡部 正教
所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル9F
電話番号	03-5637-8713