失敗しない!世界で一つのウエディングブーケ~注文の流れと5つの注意点~ | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ
失敗しない!世界で一つのウエディングブーケ~注文の流れと5つの注意点~
おととい、久しぶりに大学時代の友人から
連絡がありました!
奥様が、結婚式のブーケを
プリザーブドフラワーか
アーティフィシャルフラワーで
お作りになりたいとのこと。
ご依頼してくださってとても嬉しいです。
結婚式は、人生の大きな節目ですが
やることが盛りだくさんで目が回りそうな
プレ花嫁さんも多いのではないでしょうか?
数年前の私も、そうでした。
特に勝手がわからないのが、お花の注文。
ウエディングのお花は沢山ありますが
今日は、新郎新婦が身につける
ブーケとブートニアのマメ知識と
注文の仕方をご紹介します。
まだ予定のない方も、いつかに備えて
参考にしてくださいね!
【ブーケ、ブートニアの由来】
花嫁さんが持つ花束が、ブーケ。
新郎のスーツの胸についているのが
ブートニアです。
コサージュの男性版、と考えてください
ブーケはもともと、
新郎が野の花を集めて花束にし、
それを新婦に手渡して永遠の愛を誓った
ことからきています。
そして、それを貰った新婦は、
花束の中からお花を一輪取り出して
新郎の胸に挿し、それに応える。
これがブートニアの起源です。
新婦の持つブーケと同じお花が
ブートニアにも入っているのも
こういう起源があるからなんです。
【注文のタイミングは?】
ではいつ、どのタイミングでブーケを
オーダーすればよいのでしょうか。
それは、会場、日取り、ドレスが決まって
からです!
花嫁さんが最も輝くために選んだドレスを
より引き立てるためにブーケはあります。
余裕をもって式当日の一か月半前までに
フラワーデザイナーさんとの打ち合わせを
するようにしてください。
【打ち合わせ時の注意点】
1.式場専属のお花屋さん以外に
オーダーする場合
式場専属のお花屋さん以外に
ブーケをオーダーする場合には、
「持ち込み料」という追加料金が
かかる場合があります。
事前に確認しておきましょう!
2.打ち合わせにはドレスの試着写真を
持っていきましょう
会場の写真、ドレスを試着した時の写真を
担当のデザイナーさんにお見せしながら
打ち合わせをしましょう。
ドレスをオーダーしている場合は
サンプル布地、仮縫いの写真、または
モデルさんの着用イメージでも結構です。
結婚式のブーケを頼むときは、
ドレスの色、形、素材が
重要な要素となるためです。
白いウエディングドレスでも、
張りのあるシルクやタフタのような素材と、
ふわふわで透け感のあるオーガンジーや
チュール素材のドレスとでは
だいぶ与える印象が違ってくるからです。
それに合わせて、合わせる花も変わります。
それぞれがきれいでも、テイストや質感が
調和していなければ、
トータルで見たときのバランスが
なんとなく、おかしくなってしまいます。
3.理想のウエディングイメージを
考えておきましょう
こんなウエディングにしたいという理想の
イメージがあればブーケもそれを踏まえて
検討していきます。
こういうイメージの会場・ブーケがいい、
こういう色やアイテムが好き!
というものがあれば
雑誌の切り抜きでも、画像でもいいので
お見せいただければと思います。
なるべくデザイナーさんとの間で
イメージをリアルな形で共有しておくのが
成功のポイント!
もちろん相手はお花のプロですから、
遠慮なく色々と質問・相談をしてください。
一緒にネットを検索したり、雑誌を見たり
してイメージに合うものを探してみても
いいかもしれませんね。
4.お花の素材の違いを理解しておきましょう
ブーケのお花素材には、
大きく分けて以下の3つがあります。
やはり結婚式には生花!
ただ、その後の記念にそのままの形で
残したい場合や、海外挙式の場合は、
プリザーブドやアーティフィシャルがおすすめ。
(特に海外挙式の場合、現地で思うような
ブーケを作れないケースが多々あります。
こんなはずじゃなかった!を避けるために
日本からお持ちになることをお勧めします)
ただ生花でもその後でドライフラワーや
押し花額に加工するサービスがあります
のでご安心を。
(ただ初めからプリザ―ブドや
アーティフィシャルで作るよりは
割高になりますのでご注意ください)
1)生 花
生花の場合、野菜と同じ生ものですから
季節を無視することはできません。
あなたのほしいお花が当日市場に出回って
いない場合や、旬を過ぎていて高価な割に
あまり質の良くない場合があります。
その場合は、別のお花を検討するか
同じお花のアーティフィシャルや
プリザーブドフラワーが
あるのであれば、生花から切り替える
ことも検討の余地があると思います。
2)プリザーブドフラワー
生花を加工して長持ちさせることができるお花。
もともと生花なので、本物。
そのままの形で保存できるのが最大の利点。
ただし当日乱暴に扱うと、花びらが
さけてしまったり潰れてしまったりするので
そっとていねいにあつかうよう注意してください。
3)アーティフィシャルフラワー
プラスチックや布でできた人工のお花。
最近では非常にリアルなものが増えています。
耐久性は、トップです。
5.ブーケの種類を頭に入れておきましょう
ブーケの形にもいろんなタイプがあります。
打ち合わせ前に見ておかれると、スムーズです。
・ラウンドブーケ
まあるいドーム型のスタンダードなブーケ。
どんなタイプのラインのドレスにも合わせやすい
王道のブーケです。
・キャスケードブーケ
滝のように流れるラインが印象的な豪華なブーケ。
裾(トレーン)を長く引きずる
正統派クラシックドレス、Aラインのドレス、
すらっとしたスレンダーラインにも合います。
こちらはプリザーブドとアーティフィシャルを
混合したキャスケードブーケ ↓
・クラッチブーケ
野の花を束ねたようなナチュラルなブーケ。
茎の先をリボンで隠さず、そのまま束ねます。
最近のトレンド。
レストラン・ガーデンウエディングなど
少しカジュアルなお式にぴったりです。
(※イメージ画像)
・その他
このほかにも色々な形のブーケがあります!
・オーバルブーケ
楕円形
・ティアドロップブーケ
涙型のブーケです。
ちなみに私、カラードレスのブーケは、
このティアドロップ型でした。
(下が見切れてていますが)
・メリアブーケ
たくさんのバラの花びらを集めて
一つの巨大なバラの花にみたてたもの
・ボールブーケ
ボールのような真ん丸な形。
和装にもOK
↑この仕事を始めたばかりの頃、義妹の
結婚式で作った、和風ボールブーケ。
アーティフィシャルフラワーです。
写真がまだちょっと下手・・・(^^;)
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いかがでしたでしょうか。
ご自身のお好みや、予算、ドレスに合わせて
すてきなブーケができるといいですね!
もしそれが
プリザーブドやアーティフィシャルフラワー
のブーケであれば、アトリエ・ノッカでも
オーダーのご相談を承ります。
アトリエ・ノッカ
野村絵美子
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一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。
しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。
メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。
花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。
さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。
趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。
愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。
資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー