インテリアとしてのプリザーブドフラワーを楽しむ5つのポイント | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ
インテリアとしてのプリザーブドフラワーを楽しむ5つのポイント
プリザーブドフラワーは
生花のようにすぐに枯れてしまわないぶん、
お部屋のインテリアとの相性が
より重要になってきます。
生花とインテリア雑貨との間に位置すると
いえるプリザーブドフラワー。
インテリアコーディネーターのはしくれとして
インテリアとしてのお花を考えるとき
どういった点に注意すればよいのかを考えてみました。
これはいわずもがな、かもしれません。
お部屋のインテリアの雰囲気、テイストに
合わせたアレンジメントを置くようにしましょう。
例えば・・・
こういった白っぽい木材を沢山使い、
カラフルなファブリックや小物で味付けするような
北欧風のインテリアのダイニング。
こういったところには、少しカジュアルでリラックス感のある
ナチュラルなアレンジメントを。
そして、もしこんな伝統的な日本家屋なら・・・
(ちなみにこれは江戸東京たてもの園、高橋是清邸の二階からの景色。私が撮影しました)
こうしたおうちには、
陶器などをもちいた和のお花のアレンジを。
インテリアにそこまでこだわりのない方や
あまり関心のない方は、こうしたことを
ぜひ少し気にしてみてくださいね。
インテリアづかいが上手で
上手くテイストをミックスさせて
そのミスマッチや不思議な調和、
複雑性を楽しむことができる方は
ぜひ色々とトライしてみてください。
お花を飾るスペースには
フォトフレームや、その他のインテリア雑貨が
色々と置いてあることが多いもの。
それらのインテリアとのテイストを合わせると
空間に調和が生まれますよ。
ブラウンのウッドフレームには、
同じく自然素材のブラウンのバスケットのアレンジを。
そしてグレーがかった
アンティークな風合いの花器には、
同じくアンティーク加工された
ブリキのキャンドルスタンドを合わせてみたり。
器の色合いも、リボンも、グレー系でまとめています。
使っている材料も、グレイッシュなものを選んでいますよ。
時間がなくてシンプルな白背景が多いのですが、
当Webサイトでもディスプレイの参考になる
写真をできるだけ載せていきますね。
お部屋全体の雰囲気と合わせるのはわかりましたが、
お花の色はどうでしょうか。
これは考え方が二つ。
お花をお部屋で使っているカラーとなじませるか
それともお花をアクセントとしてもちいるか、です。
【アクセントにする場合】
統一された雰囲気の中にほんの一部、アクセントとして
それとは違う目立つカラーの
お花を入れることがあります。
白、黒、グレーのモノトーンでそろえているモダンな
リビングなら、モノトーンの花器に、
真っ赤や、鮮やかな紫のバラのアレンジをおくとかでしょうか。
私の自宅は白、茶色、黄土色、ベージュという
よくあるカラーリング。
割となんでもいけますが、
色々と楽しみたいということもあり、
コーナーごとに少しヴィンテージっぽいところ
少しエレガントなテイストのものを置くところ、
シャビーなところなど少しづつ使い分けていますよ。
【なじませる場合】
お部屋の中に多く使われている色にちかい
お花の色のアレンジを選んでみましょう。
木のぬくもりを感じるナチュラルなフローリングの床に
木の家具、ベージュのカーテンなど、
落ち着いた自然な感じのお部屋のトーンを保ちたいなら
白、あわいイエローやイエローグリーン、
薄いピンクなど。
※マルチカラーは取っ散らかりそうなイメージがありますが
落ち着いたトーンの色であわせると、しっくりと空間になじみます
素材自体は色名でいうと、ピンク、紫、青、黄緑、ゴールドと
いろいろ入っていますが
特にこれはアンティーク加工されたブリキの器に
同じく落ち着いたトーンのお花を合わせているので
なじませる系のカラーリングですね^^
置く場所とアレンジメントのサイズの関係も重要です。
広い場所に、すごく小さいアレンジメント1個だけだと
なんだか寂しい気がしますよね。
逆に、とても狭い場所に、ぎりぎりやっと入るような
お花のアレンジメントが置かれていたら
なんだかかわいそうな気になりますよね。
その感覚、大事なんです。
例えば、靴箱の上。
玄関入ってすぐのこのエリアは直射日光も当たらないため
プリザーブドの置き場所としては
かなりポピュラーな場所です。
その場合はほかにおいてある
小物の背の高さや幅とのバランスを考えましょう。
みんなおんなじ幅や高さというのも
リズムがなくて、あまり面白くありません。
フレームやキャンドルとの大きさのバランスを見て、
お花の存在感を出したいときはこんな感じに。
おうちの靴箱の上に飾られることを想定して
制作しました。
また、例えば6人掛けのダイニングテーブルならば
天板の大きさに比べて小さすぎないこと。
コンパクトすぎるアレンジだと寂しくなってしまいます。
そして、アレンジは食事中の会話を
邪魔しないくらいの高さであること。
また、どこに座った方からもきれいに見える
四方見というアレンジにするのがおすすめです。
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一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。
しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。
メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。
花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。
さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。
趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。
愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。
資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー