士業の妻として。改めて働き方を考える | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ
士業の妻として。改めて働き方を考える
士業の妻が起業するって
やっぱり厳しいなあと実感する今日この頃です。
私の夫はいわゆる士業。
奥様は、専業主婦のことが多いです。
若い方も大体そうじゃないかな。
聡明で優秀、上品、でも親しみやすい方が多い印象です。
あまり派手な生活もしませんし、堅実な方が多いです。
私もそうありたいなと思います。
しかし、私の場合は一人で起業して
フリーランスのフラワーデザイナー。
士業の妻としてはかなり異色かも。
優雅に見えますが、水面下では必死の毎日です。
好きを仕事にしたのはいいけれど
朝起きてから寝るまでずっと花の関連のことをしていて
家事が二の次になっているし、在庫も家を圧迫してきている。
それでもこれまでずっと赤字、今年は改善してきたけれど
赤字ぎりぎり。
堅実な上場企業の社員だったのに、
いきなり180度の転身。
夫にとっては振り回されて迷惑な話ですよね。
ストレスの多い仕事を終えて、
あたたかい家庭に帰ってきたいのに、
自分の仕事場から私の仕事場にきただけのような感じがして
ストレスがたまるんですって。
申し訳ないなあと思いつつ、
それでも起業後3~5年はがむしゃらに働いて
早く家計を支える柱にしようと思っていたので
なかなか改善もできないままきました。
もともと、そんなに家事が得意でも好きでもないのも
関係しています。
ついに今年に入って夫が体調をおおきく崩してしまったので
最近では彼の帰宅後は
仕事にかかわることをしないことにしました。
(インテリアの専門学校の課題は
それだと全然終わらないのでそれだけはやらせてもらってますが
これもほんとはやめてほしいんだろう)
また、仕事の合間に家事をするということにすると
つい仕事やその他のやりたいことをしすぎてしまうので、
まずは家事をしっかりやった残りの時間で仕事する
という逆転の思考でいかないといけないなと思っています。
あらためて必要な家事を洗い出して、頻度を決めて
できる限りスケジュール化、仕組化をする検討をしています。
自分が不得意な種類の家事(料理)を、
努力して克服することが必要になりそうです。
でも、2人の健康のためにもなるので
しっかり兼業主婦として最低限の家事を
さほど苦に思うことなくできるようになりたいと思います。
不器用で、突っ走りがちな自分に嫌気がさす日もありますが
改めて働き方を見直したいです。
もともとは、忙しい日本の女性に心の癒しを届けたい。
心豊かな毎日をおくっていただきたい
と思って始めたこの仕事。
そういった気持になれる作品を作るためにも、
そうした作品作りをお教えするためにも
自分がまず幸せなパートナーシップを築いて、
心地よい暮らしを実現していなければいけないなと
反省しています。
家事が苦手でずぼら、仕事以外はかなりのうっかりものの私。
ゆくゆくは、ダメダメな自分でもできる
素敵な暮らしの知恵をシェアすることで
ひそかに悩んでいる方の力になれればいいなと思います!!
アトリエ・ノッカ
野村絵美子
一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。
しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。
メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。
花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。
さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。
趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。
愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。
資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー