移転後のアトリエ・ノッカはより女性を応援できる存在を目指します | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ(東京・世田谷) | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ
移転後のアトリエ・ノッカはより女性を応援できる存在を目指します
今日は暑かったですね。
休憩と水分補給を多めにしながら
荷物の梱包をしております・・・
アトリエ・ノッカはいよいよ今週末、
9月17日の日曜日に移転いたします。
最寄り駅は、
東急東横線・学芸大学駅になります。
このHPをよく見てくださっている
横浜方面の方や新宿区、どちらからも
アクセスしやすい立地だと思います!
新アトリエでは、
季節のレッスンを定期的に行う予定です。
この季節のレッスンを、
他のサロンとは少し違った切り口でシリーズ化したいな~と
思っていまして、今アイデアを練り練りしております。
楽しく、リラックスして花とふれあう時間を
お届けしたいと思います。
アトリエ・ノッカに来ていただきたいな、という方は
以前の私のようにバリバリ男性の中で働いていて、
女性であることを忘れがちで、ちょっとお疲れ気味なあなたです。
フラワーアレンジって聴くと、敷居が高いとか
何となく女性っぽくて柄じゃないなとか、抵抗を感じるというあなたも。
男前だねってよくいわれる方にこそ来ていただきたいと思っています。
そして、子育てに毎日奮闘している同世代のママさんにも。
花を触り、無心になれる時間というのは本当に貴重だということを
実体験からも、これまでのレッスンを通じても実感しています。
ぜひ、手仕事の良さ、花のすばらしさを知って
実生活にも生かしていただけたら嬉しいです。
いずれはこのアトリエ・ノッカを
家と職場の往復だけではない
第三の場所、サードプレイスとしての役割を果たせる場所、
アトリエ・ノッカをちょっとしたコミュニティに
そだてていきたいなというのが今の私の野望(笑)
私の中で大きなテーマになっているのが
女性の生き方についてなんだなと最近痛感しています。
このブログを読んでくださっている方の中には
会社を辞めてから好きなことを仕事にして頑張っている
一人の女性としての姿に共感してくださっている方も
ちらほらいらっしゃるようなのです。
お手紙やメールを通じて知りましたが、とっても光栄です。
ありがとうございます。
上手くいかないことも失敗もたくさんありますが
少しづつやりたいと思い描いたことをかなえています。
あらためて働く女性としての私の歴史は、こんな感じ。
上場企業で8年とすこし、企業法務一筋。
数多くの契約交渉、訴訟サポート、債権回収、
そして子会社の再編、新規事業立ち上げの法務サポート。
社内の研修講師や、新人合宿研修指導もやりました。
しかし30歳を過ぎて無理がたたり、病気休職。
リハビリ中に花と出会い、花のすばらしさに開眼。
退職後、しばらくしてから請われて子会社に復帰して
IT法務の専門家として働きつつ、
二足のわらじでフラワーデザイナーを始めました。
現在は、インテリアという新たな武器を身に着けつけるべく
専門学校で学びながら
フラワーデザイナー兼インテリアコーディネーター(アシスタント)
として奮闘しております。
私は会社員時代は、
男性ばかりのなかに女性が一人という部署にずっといました。
もともと男っぽい質なのですが
さらにその面を強化することで生き抜く戦略をとりました。
名誉男性、というやつです。
かっちりした格好、低めで落ち着いたトーンで話す。
(若い頃は小娘と思われないようわざとメガネをかける徹底っぷり!)
常に論理的であること、
冷静さを保つこと、怒るのも戦略的に。
飲みは断らない。そして浴びるようによく飲む。
まあ、おやじ女子の典型でした。
(あ。今はお酒そんなに飲みません!
すっかり弱くなりました)
男性に対してかなり寛容なほうなので
こいつになら何言ってもいい、
と思われていたと思います。
私は若い頃あまりセクハラは受けなかったのですが
結婚後、子供を作る作らないという非常に
プライベートなことにかかわるセクハラ発言を多く受けました。
子供を作られると困っちゃうな~あ、でもできたら休んでいいからね。
と上司から何度も言われたり、
子供は早い方がいいよ。などと飲み会のたびに先輩方から言われたり。
顔では笑って流していましたが、ずっと心で泣いていました。
そのころは過労で血尿が出ていて
子供を持ちたくてもできるような健康状態ではなかったのです。
男性よりも何倍も頑張って、
部署内では確固たる地位を築いていましたが、
結婚後そんな扱いを受けてむなしくなった。
男性なら結婚すればもっと仕事頑張れよって感じなのに
奥さんなんだから早く帰りなさい、といわれることも多く。
結婚すれば仕事をセーブするものだという感覚が信じられなくて、
逆に仕事を頑張ってしまいました。
しかし手のかかる新人指導を任され、頼りにしていた上司の上司が
転勤になって、海外案件のほぼすべてが自分の肩に重くのしかかる事態となり
ついにオーバーヒート。朝起きられなくなり
這って会社に行くような状態になっていました。
なんだかおかしいなと受診したら
我慢しすぎだということで即ドクターストップがかかり
休職を余儀なくされました。
電通の新人女性が自死したというニュースが
かなり問題になりましたが、私もあともう少し発見が遅れていたら
同じことになっていたかもしれません。
働く女性を取り巻く環境は、今もかなり厳しいというのが実感です。
私みたいな女性が増えないように、それが私の願いです。
女性としての生き方を総合的に考えるイベントなども
企画してみたいなと思っています。
これまでオーダーメイドで間接的に多くの女性の方を
笑顔にしたいと頑張ってきましたが
今後はもっとお客様との
直接的なかかわりを増やしたいなと思う野村でした。
【営業のお知らせ】
移転後はまずオーダーメイド制作から
お仕事再開させていただきます。
10月17日より、新規のご依頼の受付を再開いたします。
11月からはクリスマスリースやアレンジの
レッスンを計画しております。
詳細は追ってお知らせしますのでお楽しみに!
お客様には長らくご不便をおかけし
たいへん申し訳ございませんが、
何卒ご了承ください。
※以前から定期的にご利用いただいている
個人・法人のお客様とのお取引については
新規のご依頼も受け付けております。
アトリエ・ノッカ
野村絵美子
一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。
しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。
メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。
花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。
さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。
趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。
愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。
資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー