【アート探訪】ジャニス・ウォンの作るお菓子のアート | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ（東京・世田谷） | オーダーメイドのプリザーブドフラワー専門店 アトリエ・ノッカ

制作の合間を縫って、違う世界のアートに触れてきました。

パティシエをしている親友が、久しぶりに上京してきたので一緒にお勉強です。

東京に来る機会がすくないので、

来た時には、最近の注目されているお店に足を運ぶのです。

えらいですよね。

私も、おいしいお菓子を食べられるし、作品作りのいいインスピレーションをもらえるし、

お茶しながら近況報告ができますので一石二鳥以上です。

今回お邪魔したのは、シンガポールから日本に進出してきた「ジャニス・ウォン」。

2013、2014年に2年連続でアジア最優秀パティシエに選出されたジャニス ウォン氏の

「デザート・バー」という珍しい形態のお店です。

新宿駅南口をでて、甲州街道を渡った向かいにある

ＮｅＷｏｍａｎ（ニュウマンと読むらしい）という新しいビルにはいっています。

http://www.janicewong.jp/

店構えは、黒×ゴールドという、色彩心理的に最強の組み合わせの、タイリッシュな外観です。

インテリアの勉強にもなりますねー！

いやーいいもん見たわ。

早速行ってみると・・・予想通り行列ができていました。

でも昼過ぎで、お茶するには早い時間だったので10分くらいで店内へ。

中は調理の様子が見られるライブキッチンとなっています。

しかし、わたしたちは今回はテーブル席。

ベリー系の果物を思わせる

ピンク×パープルの絵画がアクセントになっています。

友人は、お菓子の5品コースを注文。

研究する気満々ですね。

私は、甘党ではないので

シェイズ・オブ・グリーンというメニューを選択。

こちらは、スイーツとともにお酒を楽しめるという、スイーツバーなので、

のん兵衛のわたくしは、それにあうとメニューに書かれていた

日本酒をいただくことにしました！！

来たのがこちら。

なんと、日本酒がワイングラスに入っています！

これは「満寿泉」という富山のお酒。

日本酒は通常米、麹、水でできていますが

水の代わりにお酒をつかって仕込んでいるのだとか。驚きですね。

これを、「貴醸酒」というそうです。

通常、米１００に対して水１３０で仕込むところを、水７０と酒６０にするのだとか。

かなりコストがかかっているはず・・・すごーい！！

よほど濃い味がするのかと思いきや、そこまできつくはなく。

ただかなり香りが強く、甘い感じのお酒でした。食前・食後にという感じ。

デザートワインの日本酒版という感じでしょうかね。

あ！ついお酒の話が過ぎましたが肝心のお菓子の話を。

ここは何となく記憶があいまい・・・

たくさんの耳慣れない素材が使われていたからでしょうか。

ピスタチオのアイスが一番下にあり、そのまわりにブラウンシュガー

パンダンリーフという東南アジアで使われる甘いハーブを使った焼き菓子？

ココナツのムース、メレンゲを薄く焼いたもの、

これにスイートフェンネルの葉が添えられています。

丸い形をいくつも重ねたような面白いつくり。彩も豊かですね。

友人のほうも趣向を凝らした色鮮やかなもの、

また、五感を刺激するプレートの数々が我々を楽しませてくれました。

同じ素材でも、加工の仕方によっては

また人々に新鮮な印象を与えられるのだということがよくわかる品々でした。

お菓子をアートやエンターテインメントとして

楽しんでみるというのも面白いものです。

自分の仕事にも、遊び心を忘れずに、楽しんで取り組みたいものですね。

また、人々を驚かせるような、

一ひねり入れた創作もしてみたいなあ・・・などと思いました。

ジャニス・ウォン。

機会があれば、一度ぜひ訪れてみてください。

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