１．プリザーブド　フラワーとは？

 

アトリエ・ノッカでは、主に

「プリザーブドフラワー」という、加工された本物の花を使っています。

 

皆さんは、どんなものかご存じですか？

 

 

プリザーブドフラワーとは・・・？

 

 

生花にグリセリンや染料を含む特殊な溶剤を吸わせ、

保存できるようにした花のことです。

 

ドライフラワ―とは違い、生花に近いふわふわとした質感、

そして鮮やかな色が特徴です。

 

生花をそのまま乾かすドライフラワーとは違って、

染料を吸わせることにより、いろいろな色を付けられるんですよね。

 

 

ヨーロッパで開発され、日本に輸入されてきた当初は

花の種類も色も少なかったのですが、

 

毎年のように新種の植物、新しいカラーが

商品ラインナップに加わっています。

今ではかなりバリエーション豊富なんですよ。

 

 

たとえば、ハイビスカス。

 

 

同じく南国の花、プルメリアもあります。

 

 

胡蝶蘭も。

 

 

 

２．「ブリザード」じゃない！

凍らせて作るのではありません。

 

 

名刺交換をする際などに、（特に男性から）たびたび

質問されるのがこれ。

 

「ブリザード　フラワーってなに？」

「ブリザード　フラワーって、どう作っているの？」

そして・・・

「『ブリザード』っていうくらいだから凍らせているんでしょう？」

とおっしゃる方が、一定程度いらっしゃいます。

 

この前、美容室で読んでいた雑誌にも

「ブリザード」フラワーって書いてあって

ショックだったんですけれども、

雑誌にまでそう書いてあるような間違われ方だと

一般の方が間違えて覚えていらっしゃるのは

もうやむを得ないような気もしてきました・・・。

 

 

実は、そもそも使われている英単語が違っております・・・

 

間違い×「ぶりざーど」　（Blizard）＝極地に吹く嵐のこと。

正しい○「ぷりざーぶど」（Preserved）＝保存された

 

極地にふきあれる雪嵐のことではなく、

英語で「保存された」という意味の形容詞なんです。

 

英語で書くとPreserved　Flower（保存された花）。

 

その名の通り、生のお花（フレッシュフラワーなどといいます）と違って、

保存ができるために、こういう名前を付けたようです。

 

あまりにも間違われるので

最近はつい受け流してしまうようになりました・・・

が、しつこく啓蒙していくしかありませんね！！

 

海外から来たもののネーミングって、難しいですね。

 

 １９９０年代の後半に日本に入ってきた当時に、

もう少しわかりやすく、覚えやすく、そして言いやすい名前に

していたらよかったのかな　なんてことを思いつつ。

でも、もう遅い。

 

ですので、これを機に、ぜひ皆さんも覚えてください！！

 

パピプペポの、「プ」で始まる、「プリザーブドフラワー」です♪ 

 

 

 

アトリエ・ノッカ

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