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プリザーブドフラワーって英語?発音と綴りを読み解く

アトリエ・ノッカで主に扱っている「プリザーブドフラワー」。

 

 

これは、そもそも何語でしょうか?

 

そう、英語です。

 

 

 

よく発音を間違われるのは、

なじみがない単語だから?

 

「プリザーブド」という単語は

あまり一般の日本人にはなじみがないのか

極寒の極地におこる吹雪、ブリザード(blizzard)と

間違われてしまったり

プリザードと間の音がなくなったり

とても誤解されやすいです。

 

 

今日はこの英単語の謎に迫ってみましょう。

花とほとんど関係ない・・・けれど

誤解をできるだけなくしたいので(^^;)

 

なじみがないかもしれないけれど

知っておいて損はない!プリザーブドの意味

 

プリザーブドとはもともと

「取っておく・保存する」という意味の

「preserve」(プリザーブ)に

edがついて形容詞化されたもの。

 

「ed」は、過去形や受動態で使う過去分詞ですが、

プリザーブドフラワーという場合の

preservedは形容詞化されていて

「保存された」という

状態を表す形容詞として用いられています。

 

「保存」ってリザーブじゃないの?

類似の単語との比較

 

ここで、あれ??と思った方いらっしゃいませんか?

 

取っておくとか、保存するという場合

わたしがパッと思いついたのは、

reserve リザーブ でした。

 

あまりpreserve(プリザーブ)という

英単語を使う概念がなかったんですよね。

 

それはきっと私だけではないと思います。

だからつい間違えてしまう、

というのもあるのかもしれませんね。

 

それではなぜ、日本に輸入をするときに

preservedとあえて用いたのでしょうか。

やはりなにか理由があるはずです。

 

何がどうちがうのか、語源を探ってみました。

なんか英語の授業っぽくなってきましたね。

 

 

リザーブとプリザーブの違い

reserve もpreserveも

いずれもserve (サーブ)という言葉を共通して持っています。

 

serveは、「守る」というような意味を持っています。

 

それにpreとか reとかいう接頭語がついて

ひとつの単語を形成しているんですね。

接頭語のpreは前に、reは後ろを意味します。

真逆ですね。

そのため使うシーンも異なってくるのです

 

【pre+serve プリザーブ】

接頭語のpreは前を意味します。

先々に備えて取っておく、保存するという意味合いが強い

食品の品質を保つとか、史跡を保存するとか

そういうときはこちらを使います。

 

【re+serve リザーブ】 

接頭語のreは、後ろを意味するものです。

後のことを考えて取っておく、

という要素が強いようです。

 

レストランの席を予約するときなど時間や場所、

席や部屋をとっておくというシーンで使います。

 

・・・ということは、生のお花を枯れないように

加工して品質を保持するという意味であれば

preserveプリザーブ を使うしかない

という結論になりますね!!

 

なるほど・・・

自分で調べて自分で納得。

 

紛らわしい名前付けたばっかりに

いつも間違われて大変なんですが・・・

なんて、恨めしい気持ちになることもありますが、

英語的に的確に、お花の性質を言い表しているのです。

 

あ~、なんだかスッキリした。

 

でも、マーケットへの浸透とか

消費者からの親しみやすさを考えると

日本独自のネーミングを考えてもよかったのかも。

 

 

でも、ブリザードと間違われたり、

そもそも何語?って言われてガックリしたり、

こうして語源も含めてブログネタにできる

面白さがあるので、良しとしましょう。

 

このブログを読んだ方はもう間違えません

・・・よね?

 

ぜひ身の回りで間違ている人がいたら

やんわり解説してあげてくださいね。

 

フラワーデザイナー本人は

もはや訂正するのにつかれてしまい

「そうですねアハハ・・・」と流してしまっていることも

けっこうあります。

 

あまりいいことではないのですが、

影ながら本ブログにおいても

この愛すべき生花加工素材の

認知拡大を図りたいと思います!!

 

 

 

アトリエ・ノッカ

野村絵美子

 


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野村絵美子

野村 絵美子(のむら えみこ)
~フラワーアーティスト、インテリアコーディネーター~

一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。

しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。

メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。

花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。

さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。

趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。

愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。

資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
 同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー