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暮らしを豊かにするいいものをほんのちょっとだけ。円熟した社会にお花は必要だ!

人口減少社会、超高齢化、の中で

日本経済は急速にシュリンクしています。

人口ボーナス期はとうに終わったので

あの輝きをもう一度、みたいなことは不可能です。

フォローしているお花屋さんが
こんなブログを書かれていました。

 

花業界も例外ではなく、大変に厳しい状況です。

 

1980年代には花が飛ぶように売れた時代があったのですね。

そんないい時代を体感してみたかったわ・・・

そんな時代の事をご存じの方、是非思い出を教えてください。

 

筆者の方は、

「花好きだけでなく普通の人々の中に浸透していかないと消費の底上げは無理。

じゃあどうすればボトムアップできるのか?というと

単純にみんなの収入が増え、住宅事情がよくなり、
時間にゆとりができれば可能だと私は考えています。」とおっしゃっています。

 

 

確かに花ではお腹いっぱいになりませんしね・・・

収入が減少しているから、住宅事情が厳しいから

花にお金を割けないというのは一理あると思います。

 

しかし、スマホなどの通信機器やネットワークへの支払いに

取って代わられているだけではないのかしら。

日本人の花離れ、と言いますか・・・

花にそこまでの価値を感じてもらえていないというのが

悲しいかな本当のところだと思います。

花に関わる仕事をしている身としては悔しいですが。

定着したのはフラワーギフト市場。

他の人に贈るフラワーギフトにはお金をかけるけれども、


自分にはかけないというは

自分を軽んじているようでとても寂しい気がします。

自己肯定感が低い国民性もあるかも・・・

(アトリエ・ノッカも、実際ギフト中心です。

ご自宅用も喜んでお受けしていますので、よろしくお願いします!)

 

 

また、住宅事情の向上の必要性についてもあげられていますが

住宅事情が厳しいのは東京23区近辺でしょう。

人口集中が激しいとはいえ、ドーナツ化現象も激しく


関東近郊やそれ以外の地域では、戸建を持っている方も多いはず。

私の実家もそう。住宅事情だけ見れば恵まれている場所も多いはずです。

しかし住宅事情が良い地域の方は果たしてお花を買っているでしょうか・・・

正直、疑問です。

 

むしろ住宅事情そのものよりも、

日本人が花を買わないのは、

日本人が「自分の住まいに無頓着なことが多い」

せいではないか、と私は感じています。

 

自宅で人が過ごす時間というのは睡眠を含めれば相当な長さで、

平均13時間と言われています。

そんなに長い時間を過ごしているにもかかわらず、

家からもたらされる自分や家族への影響を深く考えたことがない・・・

それが問題なんじゃないか。

 

たとえ時間やお金ができたとしても、

住環境に対する関心が低ければ

花を家で飾って楽しむ発想など全く持てないのではないか。

 

逆に今の住環境がどうであれ、その環境を存分に活かし

住まいの力を人生の向上に役立てていくような人が増えれば、

花を自宅に飾ることの素晴らしさ、気持ちに与えるプラスの影響

そんなこともわかってもらえるのではないでしょうか。

 

DIYとか、リノベーションへの関心が高まってきた今

少し風が吹いてきたのかなって思っています。

 

個人消費をあげるしかないということが書かれていますが

人口減少期、超高齢化社会にあって個人消費を上げろというのは
そもそも無理な話で、ナンセンス。

しかも、ものを買う側の目はどんどん賢くなっています。

全体がシュリンクしていく中であっても、心だけは貧しくならないように

より本質的な意味で生活や人生の質を向上させてくれるようなものを

少しだけ買う、というような

円熟した消費生活を送る社会にシフトしていくほうが現実的だし、

健全なのかなという気がします。

 

筆者の考えを非難するわけではなくて、

悲観することなく厳しい環境を逆手に取る必要があると思うのです。

花は円熟した消費社会においてこそ

意味のあるものだと思うのですよ。

いいものを少しだけ、という円熟した消費社会の中で

花は、心の豊かさの象徴そのものではないかと。

 

個人消費カムバックアゲイン!とは言えなくても

厳しい経済情勢の中でも、花はむしろ希望を持てるアイテムではないか。

 

真の意味で人生の質を上げるものに少しでいいからお金を使おうよ

という機運が高まり、その一つとして花が注目してもらえたら。

そんなふうに思っています。

 

インテリアコーディネーターとして住まいを整えることにも

お花にも、両方に関わっている身としての実感です。

 

生花は扱っていませんが、花を愛する者であることは同じ。

花に人生を救われた一人として、できる形で

奮闘してまいりたいと思っています。

 

勢いに任せてつい熱くなってしまいました・・・

 

さしあたっては、2019年の母の日ギフトには

当店でなくてもいいので

(もちろんうちだったらとても嬉しいけれども!)

ぜひお花を選んでいただければとても嬉しいです。

 

日本人女性は意外とお花を贈られたことがない方が多くて・・・

ちゃんと相手のことを考えて贈ったら

きっと喜んでいただけると思いますよ。

 

<母の日催事 母の日ギフト出品のお知らせ>

渋谷駅直結の東急東横店8Fにて、

期間限定で花仲間と母の日ギフトアレンジを出品します。

渋谷駅に直結している方の東急百貨店(東急東横店)の

8階の催事場に向かう手前にあるキッチンコーナーの一角にございます。


個性豊かな少数精鋭のデザイナーによるプリザーブドフラワーアレンジや

アーティフィシャルフラワーギフトなど素敵なものを取り揃えています。

是非お立ち寄りください!

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<メイフェアフラワーズ>


「母の日はお花を贈ろう!

ハンドメイドのフラワーギフト 
プリザーブド/アーティフィシャル」
【日程】4月18日(木)~24日(水)


【場所】 渋谷駅・東急東横店 南館8階 VPスペース
※最終日18時閉場

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出品予定のティーカップアレンジ。爽やかで可愛らしく

いつまでも若々しく、凛とした美しさの女性にぴったりです!

アトリエ・ノッカ

野村絵美子


Gallery~最近のオーダーメイドの商品~ Gallery~最近のオーダーメイドの商品~

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野村絵美子

野村 絵美子(のむら えみこ)
~フラワーアーティスト、インテリアコーディネーター~

一部上場企業にて、新規事業の支援や契約審査といった企業法務の仕事に8年以上たずさわる。

しかし、結婚後がんばりすぎて体調を崩し、リハビリで始めたフラワーアレンジの世界に魅せられ、心機一転、花の世界へ。

メイフェアフラワーズ代表・村田さとみ氏にプリザーブドフラワーアレンジメントを、デザインフラワー花遊にてブライダルフラワーを学んだのち、創作活動を始める。

花の持つ力で注文されたお客様や贈り先に幸せと安らぎを届けるべく、東京・世田谷区の自宅アトリエでプリザーブド&アーティフィシャルフラワーを中心とした オーダーメイドのフラワーアレンジやフラワーアートの創作を行っている。

さらに、自身が直面したパートナーシップ上の課題や婚活、結婚生活における経験を元に幸せを運ぶインテリアコーディネーターとしても活動を拡大中。

趣味は、大学から続けるクラシックギターと家庭菜園。
家族は、夫と元気一杯の息子がひとり。
ワーキングマザーとしても育児に奮闘している。

愛知県・名古屋市出身。
早稲田大学法学部2006年卒。
スペースデザインカレッジ インテリアコーディネーター科&研究科2017年卒。

資格:
日本プリザーブドフラワー協会 認定会員
 同協会 ギフト・百貨店販売代理店
インテリアコーディネーター
マンションリノベーションアドバイザー